ブログ「紋のIkigai道」からライター、そしてジャーナリストの仕事に至った経緯/The process that led to work as a writer and journalist from the blog “Ayaka no Ikigai Dou”

マインドセット/Mindset

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ライターの仕事を始めたのは、このブログがきっかけでした。そしてライターの仕事をしていくうちに現地での取材、インタビューをしてそれを記事にするジャーナリストという仕事を始めました。

今日はその経緯について詳しくご紹介していきたいと思います。

  1. ブログ「紋のIkigai道」を始めたきっかけ
  2. ブログがポートフォリオになり、ライターの仕事を得るように
  3. ライティングに多くの時間を費やしている時に抱き始めた感情「直で経験することの大切さ」
  4. ジャーナリスト(インタビュアー、ライター、現地取材)の仕事へ行き着く
  5. インタビュアーとライターの二軸で仕事を探し、バンクーバーの日本人向けニュースウェブサイトへの仕事を始める
    1. インタビュアー、ライター、現地取材のバランスが好きな4つの理由
    2. バンクーバーで取材したイベント
      1. 朝日ベースボール創設10周年、上西ケイさん102歳誕生祝い
      2. 能登半島地震被災者支援チャリティイベント「Noto Night]、カナダからエールを送る
      3. 天皇誕生日祝賀レセプション開催、多くの出席者で華やぐ
  6. Ikigaiの追求
  7. 仕事のご依頼はこちらから
  8. The process that led to work as a writer and journalist from the blog “Ayaka no Ikigai Dou”
  9. The inspiration behind starting the blog “Ayaka no Ikigai Dou”
  10. The blog became my portfolio and helped me get writing jobs
  11. The emotion that began to emerge as I spent more time writing: “The importance of experiencing things firsthand.”
  12. Leading to the work of a journalist (interviewer, writer, on-site reporting)
  13. I searched for work along the lines of interviewer and writer, and began working for a Japanese-oriented news website in Vancouver
    1. Four reasons why I enjoy the balance of being an interviewer, writer, and conducting on-site reporting
    2. Events Covered in Vancouver
      1. Celebration of the 10th Anniversary of Asahi Baseball and the 102nd Birthday of Mr. Kaye Kaminishi
      2. Sending Cheers from Canada to the Noto Peninsula Earthquake Victims Support Charity Event “Noto Night”
      3. Emperor’s Birthday Celebration Reception, Shining with Many Attendees
  14. Pursuing Ikigai
  15. For job inquiries, please contact me here.

ブログ「紋のIkigai道」を始めたきっかけ

バンクーバーに来た初日から強く抱いていた気持ちは、ただの留学生や旅行客ではなく、リアルなカナダの社会を知りたい!早く自分で稼いで自分で生きるサイクルを確立したい!とにかく自分がワクワクする気持ちに従おう!という思いでした。

例えば学校に通っていた頃、自分の年齢もあるのか、留学生ばかりが集まるような学校主催のイベントにはほぼ参加していませんでした(これは、ただの食わず嫌いかもしれません。もちろん参加することで生まれるチャンスもあると思います。私は集団行動が苦手なので興味が湧きませんでした。笑)

ただその自分の信念に向き合いながら、何に時間とお金を割くべきなのか日々考えて行動していたこと、さらにパートナージョセフとの出会いも拍車をかけて、自分では想像をしていなかった現地ならではの刺激的な出会いや環境に恵まれました。

例えば留学生活8ヶ月目に「プリンスジョージという全く知らない小さな街で行われたジョセフのお母様のウェディングに参加し、60人以上のネイティブスピーカーの中にたった1人の日本人」いう経験とか!笑(上の写真がウェディングの様子)

そのことについて書いた過去の記事はこちら→https://ayakanoikigaidou.com/post-2735/

ただ刺激的な半面、留学生や旅行客では味わえないであろう現地の環境に揉まれたからこそ生まれた精神的に辛い時期もありました。

その時期を乗り越えた頃に始めたこのブログは、「私がバンクーバーで得ている経験を記録して発信できたら、新しいことに挑戦しようとしている誰かの背中を押すきっかけになるかもしれない」「生きることに行き詰まっている人の支えになるかもしれない」と思ったのがきっかけでした。

「精神どん底期を乗り越えるためにとった4つの行動」の記事はこちらから→https://ayakanoikigaidou.com/post-191/

ブログがポートフォリオになり、ライターの仕事を得るように

現地でフローリストとして働いていますが、去年の夏あたりから日に日にオーダーの数が減り、スタッフの労働時間をカットせざるおえない状況に。

「給料が減ることを嘆く前に、想定外にできたこの自由な時間を生かしたい」

そこで私が思いついたのがライターの仕事です。お花の仕事も好きですが、パソコン一つで場所や時間を選ばずに働けるスキルを増やしたいという思いもありました。

ただ「初心者大歓迎!」と書かれたライター募集の案件は格安の記事単価に設定されていたりします。物価の高いバンクーバーで生き抜くには強気でいかなければ!私の貴重な時間を安売りしたくない!という気持ちから格安の案件には応募せず、初めから中級ライターくらいの価格帯を狙って応募していました。

その時に役に立ったのがこのブログ「紋のIkigai道」でした。企業に向けてのライティング経験がなくても、ブログをポートフォリオとして使えたからです。そして次第にライターの仕事を得ていくようになりました。

ライティングに多くの時間を費やしている時に抱き始めた感情「直で経験することの大切さ」

当初はとにかくライターの仕事を増やしていきたいと、多くの案件に申し込んで、記事を書いていました。さらにこのブログを始めた頃はすでにバンクーバー滞在歴1年半だったので、溜まりまくった書きたい経験もあり毎日ブログを書いて一日一投稿していました。

ただそんな時に抱き始めた感情は、直で美しいものに見たり触れたり、人々と会う時間も重要であること。パソコンとばかり過ごすのではなく直接経験する時間を削るべきではないうことです。

ジャーナリスト(インタビュアー、ライター、現地取材)の仕事へ行き着く

そこで私が行き着いたのは、自分が感銘を受けたり興味のある事柄を取材したり、人にインタビューをすることで自分の理解をさらに深めて記事にするというバランスです。それが「ジャーナリスト」と呼ばれる仕事であることに気がつきました。

インタビュアーとライターの二軸で仕事を探し、バンクーバーの日本人向けニュースウェブサイトへの仕事を始める

そんなサイクルでブログへの執筆を続けながら、ジャーナリストとしての仕事をバンクーバーで探していた頃に出会ったのが「日加Today」という日本人向けのニュースウェブサイトです。

バンクーバーでは多くのイベントが行われています。そこに出向きオーガナイザーやメインとなる方にインタビューや現地取材をして記事にします。

インタビュアー、ライター、現地取材のバランスが好きな4つの理由

・記事にするという目的があることで、興味のある事柄や人について深く理解しようとする姿勢が強くなる

・執筆している時間は、調べることも多くインタビューしたご本人に確認すべきこともあるので、自分が経験したことにたっぷりと向き合う時間ができる。頭の中が整理されて新たに学ぶことも多い

・インタビューした方々の情報を発信することで喜んでくださり、関係がその後も続く

・意識的に自分が興味のあることを探し、直で体験しようとするので新しい出会いに恵まれる

バンクーバーで取材したイベント

朝日ベースボール創設10周年、上西ケイさん102歳誕生祝い

朝日ベースボール創設10周年、上西ケイさん102歳誕生祝い | 日加トゥデイ/JC Today
【日系だより】朝日ベースボールが創設10周年を迎えた今年、新年会と上西ケイさん102歳の誕生会が日系物価センター・博物館で行われた。この日は2025年に実施されるジャパンツアーのメンバーも紹介。新旧の朝日選手たちの交流と家族関係者が集まって...

1914年に結成された活躍した伝説の野球チーム「バンクーバー朝日」唯一の生存者である上西ケイさんにインタビューをすることができたことは、とてもありがたい貴重な経験でした。スポーツ関連の話題に疎い私ですが、日本人として知っておくべき「バンクーバー朝日の歴史」を学ことが出来た良いきっかけになりました。

以前こちらのブログでもご紹介した「バンクーバー朝日」という野球チーム(過去の記事はこちらから)→https://ayakanoikigaidou.com/post-6575/

能登半島地震被災者支援チャリティイベント「Noto Night]、カナダからエールを送る

能登半島地震被災者支援チャリティイベント「Noto Night」開催、カナダからエールを送る | 日加トゥデイ/JC Today
【日系だより】能登半島地震で被災した人々を支援するためのチャリティイベント「Noto Night」が日系文化センター・博物館で開催された。当日は地元コミュニティ団体が多く参加し、イベントを盛り上げた。主催者の渡辺さんは能登に12年間暮らした...

元旦に起きた能登半島地震の被災者の方々へのチャリティイベントへの取材。バンクーバーで結成された7組のグループによる多彩なパフォーマンスが披露され、バンクーバーには私の知らない興味深いコミュニティがあることを知る機会になりました。

私のお気に入りは上の写真の去年結成した「天晴よさこいバンクーバー」です。とてもエネルギッシュで会場が大盛り上がりでした!

このイベントの取材では離れたカナダから能登半島地震の被災者の方に向けて、自分が少しでもジャーナリストとして関わることにやりがいを感じました。

天皇誕生日祝賀レセプション開催、多くの出席者で華やぐ

バンクーバーで天皇誕生日祝賀レセプション開催、多くの出席者で華やぐ | 日加トゥデイ/JC Today
【日系だより】バンクーバー総領事館主催の天皇陛下64歳の誕生日を祝う天皇誕生日祝賀レセプションがバンクーバー市内で開かれた。当日は多くの人がお祝いに駆け付けた。日本酒ブースや日本産の食材を使った料理がふるまわれ、出席者は日本食に舌鼓を鳴らし...

2月23日の天皇誕生日を祝う祝賀レセプションがバンクーバーの某ホテルで開催されました。

ブリティッシュ・コロンビア(BC)州議員、バンクーバー市議、各国の在外公館代表やバンクーバー日系コミュニティで活躍する財文化界から多くの方々が出席するレセプションでした。

そのため今まで取材したイベントよりもフォーマルで、英語で政界人にインタビューをする機会があり、緊張しましたが自己成長に繋がりました。

Ikigaiの追求

バンクーバーに来てから、自分のikigaiってなんだろうと毎日のように自問自答します。

この感覚がバンクーバーに来てから強くなったのは、言葉の壁にぶつかり(まだまだ奮闘中)流暢に話せなくなったことで、言語のみでなく行動への意識が増したこと、大好きな家族や友人から離れてまでカナダにいる意味、自分の時間をどのように何に費やしているのか、その矛先を深く考えるようになったからだと思います。

「自分が取り組んでいる目の前のことがIkigaiに繋がっているのかいないのか」

私の場合は、日本では流暢な日本語で容易に会話を楽しめたことで、Ikigaiを注意深く客観視する感覚が薄かったように感じます。

ライター、ジャーナリストの仕事を始めてからゆっくりと自分のIkigaiに繋がる時間が増えているように思います。

ライター、ジャーナリストとしてのポートフォリオはこちらからご覧いただけます→https://ayakanoikigaidou.com/post-4182/

仕事のご依頼はこちらから

    The process that led to work as a writer and journalist from the blog “Ayaka no Ikigai Dou”

    I started working as a writer because of this blog. And as I continued with writing, I began working as a journalist, conducting interviews and research on-site to craft articles.

    Today, I’d like to delve deeper into this journey.

    The inspiration behind starting the blog “Ayaka no Ikigai Dou”

    From the very first day I arrived in Vancouver, I harbored a strong desire—not just to be a typical international student or tourist, but to truly understand Canadian society firsthand. I was eager to establish a cycle of earning for myself and to live independently as soon as possible. Above all, I wanted to follow the things that excited me.

    For instance, during my time in school, I hardly attended events organized by the school, where mostly international students gathered. (This might just be due to my own biases. Of course, I believe there are opportunities that arise from attending such events. However, I’m not fond of group activities, so I didn’t feel inclined to participate. haha)

    However, as I grappled with my own beliefs and pondered daily on where to invest my time and money, the unexpected encounter with my partner Joseph further fueled my journey. I found myself blessed with stimulating encounters and environments unique to the local scene, which I hadn’t even imagined.

    For example, during my eighth month of studying abroad, I attended Joseph’s mother’s wedding in a completely unfamiliar small town called Prince George. Among over 60 native speakers, I was the only Japanese person there! haha(The photo above captures the atmosphere of the wedding.)

    I wrote about this experience in a past article, which you can find here → Link to the article

    However, alongside the excitement, there were also mentally challenging times that arose from being immersed in the local environment, experiences that international students or tourists might not encounter.

    It was around the time I overcame those challenging periods that I started this blog. I thought that if I could document and share my experiences in Vancouver, it might serve as a catalyst for someone who is challenging themselves to try new things. It might also become a source of support for those feeling stuck in life.

    You can find the article titled “Four Actions I Took to Overcome My Mental Bottom” here → Link to the article

    The blog became my portfolio and helped me get writing jobs

    I work as a florist locally, but since last summer, the number of orders has been decreasing day by day, leading to a situation where we have to cut back on staff working hours.

    “Instead of lamenting the decrease in income, I want to make the most of this unexpectedly available free time.”

    So, I came up with the idea of ​​working as a writer. I enjoy working with flowers, but I also wanted to increase my skills to work without being limited by location or time, using just a computer.

    However, projects advertised with “beginners welcome!” often set very low rates per article. To survive in expensive Vancouver, I had to be assertive! I didn’t want to undervalue my precious time! Therefore, I didn’t apply for low-rate projects and aimed for projects targeting intermediate-level writers right from the start.

    This blog, “The Seventh’s Ikigai Way,” proved to be useful at that time. Even without prior writing experience for companies, I could use the blog as a portfolio. Gradually, I started getting writing jobs.

    The emotion that began to emerge as I spent more time writing: “The importance of experiencing things firsthand.”

    Initially, my focus was on increasing my workload as a writer, so I applied for numerous projects and wrote articles consistently. Since I had already been living in Vancouver for a year and a half when I started this blog, I had accumulated a wealth of experiences I wanted to write about, resulting in daily blog posts.

    However, during this time, I began to feel that experiencing beauty firsthand, seeing and touching beautiful things, and spending time with people were also crucial. It became clear to me that it’s important not to sacrifice time for direct experiences solely for the sake of being glued to a computer screen.

    Leading to the work of a journalist (interviewer, writer, on-site reporting)

    What I eventually arrived at was a balance of immersing myself in topics that impressed or interested me, conducting interviews, and deepening my understanding through writing articles. I realized that this balance is what constitutes the work of a “journalist.”

    I searched for work along the lines of interviewer and writer, and began working for a Japanese-oriented news website in Vancouver

    Continuing to write for the blog in such a cycle, I encountered “Japan Canada Today,” a Japanese-oriented news website, while I was searching for journalist opportunities in Vancouver.

    In Vancouver, numerous events take place. I attend these events, conduct interviews with organizers and key figures, and write articles based on on-site reporting.

    Four reasons why I enjoy the balance of being an interviewer, writer, and conducting on-site reporting

    ・Having the purpose of creating an article encourages a stronger inclination towards deeply understanding topics and individuals of interest.

    ・The time spent writing involves extensive research and sometimes requires confirmation from the interviewees, allowing ample time to reflect on my own experiences. This often leads to mental clarity and the opportunity to learn something new.

    ・Sharing information gathered from interviews often brings joy to the interviewees, and relationships tend to continue beyond the initial interaction.

    ・Actively seeking out and experiencing things that interest me allows for encounters with new people and enriches my life with fresh experiences.

    Events Covered in Vancouver

    Celebration of the 10th Anniversary of Asahi Baseball and the 102nd Birthday of Mr. Kaye Kaminishi

    Being able to interview Mr. Kaye Kaminishi, the sole surviving member of the legendary baseball team “Vancouver Asahi,” founded in 1914, was an incredibly grateful and invaluable experience. Although I’m not well-versed in sports-related topics, this opportunity allowed me to learn about the important history of the “Vancouver Asahi,” something every Japanese person should be aware of.

    I have previously introduced the baseball team “Vancouver Asahi” on my blog as well (Past articles can be found here) →https://ayakanoikigaidou.com/post-6575/

    Sending Cheers from Canada to the Noto Peninsula Earthquake Victims Support Charity Event “Noto Night”

    I covered the charity event for the victims of the Noto Peninsula earthquake that occurred on New Year’s Day. The event featured diverse performances by seven groups formed in Vancouver, providing me with an opportunity to learn about interesting communities in Vancouver that I was previously unaware of.

    My favourite was “APPARE Yosakoi Vancouver,” formed last year as shown in the photo above. They brought so much energy and excitement to the venue!

    Covering this event allowed me to feel a sense of fulfillment as a journalist, contributing in some way from afar to the victims of the Noto Peninsula earthquake.

    Emperor’s Birthday Celebration Reception, Shining with Many Attendees

    A congratulatory reception celebrating the Emperor’s birthday on February 23rd was held at a hotel in Vancouver.

    The reception was attended by many individuals, including British Columbia (BC) provincial legislators, Vancouver city council members, representatives from foreign consulates, and prominent figures from the financial and cultural sectors active in the Vancouver Japanese community.

    As a result, the event was more formal than any I had previously covered. I had the opportunity to interview political figures in English, which made me nervous but also contributed to my personal growth.

    Pursuing Ikigai

    Since coming to Vancouver, I’ve been constantly questioning what my Ikigai is.

    This feeling has intensified since arriving in Vancouver, as I’ve faced language barriers (still struggling) and lost fluency in speaking (I’m still striving for improvement). This has led me to increase my awareness not only of language but also of actions. I’ve also contemplated deeply about the meaning of being in Canada, away from my beloved family and friends, and how I’m spending my time.

    I’ve been pondering whether the things I’m currently engaged in are connected to my Ikigai.

    In my case, I feel that because I could easily enjoy conversations in fluent Japanese in Japan, I had a less careful sense of observing my Ikigai.

    Since starting work as a writer and journalist, I feel like I’ve been gradually increasing the time connecting to my Ikigai.

    You can view my portfolio as a writer and journalist here → Link to the portfolio

    For job inquiries, please contact me here.

    For inquiries regarding jobs as a journalist, interviewer, or writer, please contact me here.

    I also accept requests for writing articles that require interviews, interviews conducted in English, and translation between Japanese and English. Interviews with people worldwide can be conducted online.

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