展覧会「The Seventh」、アーティストカップルLauren & Jamesのコラボレーション「KWÍKWI」〜異文化交流、伝統と革新の融合から生まれるマスターピース〜/Exhibition “The Seventh”: A collaboration by artist couple Lauren & James “KWÍKWI” ~ A masterpiece from the fusion of cross-cultural exchange, tradition, and innovation

一期一会/Once-in-a-lifetime encounters

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先月「The Seventh」という素晴らしい展覧会に行きました。

バンクーバーで活躍するコンテンポラリーアーティストLauren Brevner(以下、Lauren)とコースト・セイリッシュの中の一つスクアミッシュ族アーティストJames Nex’KalusーXwalacktun Harry(以下、James)のコラボレーション「KWÍKWI」の展覧会です。

※ファーストネーションズの民族の一つがコースト・セイリッシュです

カナダ先住民ファーストネーションズ>コーストセイリッシュ族>スクアミッシュ族

一期一会 in バンクーバー16

開催期間の最終日だったので、アーティストご本人たちがいらっしゃり、お話をする機会に恵まれました。

私は美しいアートに出会うと、必ずそれらを生み出したアーティストの背景や人生、頭の中をもっと知りたくなります。この日勇気を出して2人に話をかけたものの、私のシャイな性格が本領発揮し、ジャーナリストやライターの仕事をしていることはもちろんのこと、名刺を渡すことすら出来ずにギャラリーを去りました。

しかし10分間外に出て小雨に打たれながら頭を冷やし、このチャンスを逃してはいけないと勇気を出してギャラリーに戻りました。そしてようやく自己紹介、彼らの記事を書きたい気持ちなどの自分の思いを伝えることができ、その後も大変有難いことに彼らとの関係が続いています。

展覧会「The Seventh」

「The Seventh」は、LaurenとJamesのコラボレーション「KWÍKWI」としての初個展でした。

日本とトリニダード・トバゴ共和国(カリブ海の小アンティル諸島南部に位置するトリニダード島とトバゴ島の2島と属領からなる共和制国家)の血を引くLaurenと、セイリッシュの伝統的な背景を持ちながら、新しい表現方法で生み出されるJamesのスタイルが交わりあった2人の作品に魅了されました。

2人の作品は、将来の世代と知識を共有する変革の潜在能力を可視化しています。LaurenとJamesは展覧会への準備期間に、スクアミッシュ族のコミュニティの長老や知識人、語り手と時間を共にしました。彼らとの対話を通じて生み出された2人の作品からは「過去と未来の相互関係」を感じることができます。

「The Seventh」で私が魅了されたLauren & Jamesのアートたち

Super Natural Eye II

素材:特殊加工アルミニウム、アクリルペイント、LEDライト

サイズ:108×30iches

会場の中心にそびえ立つ黒い柱「Super Natural Eye」は強く美しく輝き、地面に光を反射しています。

外装には、焼けた杉を連想させる模様が手彫りで施され、燃えた炭の周りに集まる熱い空気感、地面から噴出するマグマ、そしてその後、炎に包まれた森から生まれる新しい成長を彷彿とさせます。

この作品は、土地、海、空との間の繋がり、さらにこれらの繋がりを支え、架ける建築物、そして強い価値観を通じてコミュニティを支える霊的な支柱なのです。

Watcher series

素材:陽極酸化アルミニウム、木版にはオイルとアクリルペイントを使用

展覧会が行われたギャラリーの中心には、7つの「Watcher sereies」が展示されていました。

7人のWatchersが会場の中心に向かって、来訪者の動きをじっと見つめて観察しています。LaurenとJamesにとって、Watchersは精神と物質の世界の間の媒介者としての働きをもっています。

これらの祖先の肖像画は、2人のアイデンティティを表現しながらも、祖先に敬意を表してセイリッシュの鎧が組み合わされ、彼らの教えを守るようになっています。この鎧によってWatchersは部屋に浸透しながらも、ベールに包まれた霊的世界への出入りを制限しています。

逆に守護者のWatchersは現在を表しており、LaurenとJamesの共同体のアイデンティティである「KWÍKWI」が作った物語に敬意を表しています。この作品は「祖先の教えに対する理解と尊重、そしてさらに深まる未来へのビジョン」を表現しています。

Transformers(Sna7m Sea & Sna7m Sky)

素材:イエローシーダ、コッパーリーフ、オイル、アクリルペイント

7人のWatchersの両サイドに展示されていたのは、2つのTransformersです。

反時計回りの方向を向いているTransformersは、スクアミッシュの儀式の動きと流れを示し、北半球内のこの領域における渦巻く空気の自然な流れを表しています。

この作品が表す変化の瞬間は、土地が海と空の間を移動する様子の象徴です。海は生命の源である水を表し、空はあらゆるものを保持し霊的な世界とのつながりをもたらします。Transformersは、生命の強さ、調和、そして生命の相互につながる霊的な本質を持っています。

なぜ展覧会の名前が「The Seventh」なのか?

2022年春、彼らは可愛い娘を授かります。名前はHANAちゃん。

そして2人はJamesの祖母との会話の中で、娘の誕生が、スクアミッシュ族が彼らの領土でヨーロッパと接触し始めた世代から数えて、第7世代であることを知りました。

さらにスクアミッシュ族で古来から伝わる教えによると、数字の7は広大な時間と重要な繋がりを持っています。また現在から未来への力強い変革を実現するためには、自分の世代だけではなくその先の7世代まで考えている必要があり、また過去の傷やトラウマが癒えるには第7世代までかかるといわれています。

参考文献:https://orgallery.org/exhibitions-projects/the-seventh-kwikwi-lauren-brevner-and-james-nexwkalus-xwalacktun-harry/

日本とトリニダード・トバゴ共和国の文化を背景に持つコンテンポラリーアーティストLauren Brevner

Lauren Brevner(ローレン・ブレーブナー)は、バンクーバーの未割り当ての領土であるコースト・セイリッシュ族の領土に拠点を置くアーティストです。

日本、トリニダード・トバゴ共和国、さらにドイツの三種の血をひくLaurenは、それぞれの文化とインスピレーションが溢れ、混ざり合った環境で育ちました。

彼女は2009年には、自身のルーツである日本と再び繋がることを目的に大阪に移住しました。そこで、ローレンは著名なアーティストであるシン・ナカヤマルのもとで修行する機会を得ました。ナカヤマルは、彼女がアーティストとしての旅路を始めるきっかけを与えたのです。

日本とトリニダード・トバゴの文化の伝承は、女性が社会に影響をもたらすことに焦点を当てた彼女のアートに深く影響を与えています。彼女の作品は、伝統的な肖像画のアプローチと文化的なアイデンティティ、女性の表現のテーマが組み合わさっています。

油絵、アクリル、樹脂などの複数の素材を使用しています。さらに彼女の技術がユニークなのは、木製パネル上に千代紙、友禅、和紙のコラージュが組み合わっていること。これは彼女のルーツである伝統的な日本の美術と文化が影響しています。さらに、金と銀の箔を使用することで、上品な伝統の再構築を実現しています。

彼女が描く女性の肖像画は、重厳な沈黙を通じて力強さと女性らしさを具現化しています。客体化ではなく「権限を与えること」を促し、人間の性のあり方ではなく「官能的な生命力の反映」というメッセージが込められています。

Lauren BreavnerのWebサイトはこちら→https://www.laurenbrevner.com

スクアミッシュ族アーティストJames Nex’KalusーXwalacktun Harry

James Harryはバンクーバーで、スクアミッシュ族のアーティストの家族のもとに生まれました。彼の父Xwalacktunは、スクアミッシュの名匠の彫刻家であり、彼から先住民の物語、伝統的なデザイン、彫刻技術を学びました。スクアミッシュの文化と伝統に囲まれて育った背景が、のちに彼の芸術に深く影響を与えることになります。

成長したJamesはエミリーカー芸術デザイン大学に進学し、2014年に視覚芸術の専攻で美術学士号を取得しました。彼は学生時代、伝統的なコースト・セイリッシュのアートスタイルを現代の概念や素材と融合させることに焦点を当て、木材、金属、ガラスなどの様々な方法で実験しました。

彼は昨今、新興の現代コーストセイリッシュ・アート界のリーダーとして認識されています。作品を通じて伝統の枠を超え、文化への理解と和解を促進しています。上の写真のようにバンクーバーや近隣の街の公共の場に、彼の数々のアートが設置され、人々から愛されています。

彼の独自のスタイルは、繊細な彫刻を大胆なモダンなデザインと融合させ、金属、光、セイリッシュのデザインの要素を取り入れています。

彼のアーティストとしての活動は、ほとんど失われかけていた伝統的な芸術のスタイルを再活性化することに繋がっています。さらに「未来に向かって進むにつれて、私たちの芸術は進化し成長し続けます」とJamesは語ります。

James HarryのWebサイトはこちら→https://www.jamesharry.ca

LaurenとJamesのコラボレーション「KWÍKWI」

それぞれがアーティストとして活躍する2人のコラボレーションを始まったのは10年前。当初はまだカップルではなく友人だったそうです。Laurenの展覧会にJamesが訪れたことをきっかけに、彼から彼女へコラボレーションのアイディアを提案しました。

LaurenとJamesがコラボレーンションすることで、それぞれの伝統文化が結び合い、さらに現代的な材料やスキルが組み合わさることで、革新的で唯一無二の作品が生み出されます。

彼らは「KWÍKWI」という名前のもと、異文化間の対話を招き入れ、個人的、政治的、社会的、そして精神的な複数の表現を取り入れています。彼らの作品は大規模な公共アート、彫刻や肖像まで幅広く、多種多様な素材を取り入れ、コミュニティを結びつける取り組みを行っています。

革新的な素材を使用しながらも伝統に敬意を表し、異文化間の交流によって生まれる彼らの作品に私はすっかり虜になりました。

芸術とアーティストの人生を紐解いて、人々に共有する

芸術に触れて、さらにアーティス本人と関係が築ける瞬間は私にとって非常に意味深いことです。アートはアーティストの人生そのものを表しています。

時々人間社会に疲れてしまう時って誰しもありますよね。人間という生き物に失望する瞬間だってある。でもそんな時に私は美しい芸術に出会うと「人間はこんなにも美しい芸術を生み出して、人を感動させることができるんだ」とポジティブな気持ちになれます。

そんな芸術とそれらを生み出すアーティストの人生を紐解いて深く理解した後に、ライター、ジャーナリストとして記事にして形にする。そして人々に発信して共有することで1人でも多くの人が前向きになれたら。それが私のIkigaiなのではと、そんなことを最近考えています。

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    写真提供 by Lauren Breavner & James Harry

    参考文献:https://www.laurenbrevner.com

    James Harry
    James harry is a Vancouver born artist of squamish ancestry.
    http://www.authenticindigenous.com/artists/james-harry
    Lauren Brevner - Thinkspace Projects
    Born and raised in Vancouver, BC, Lauren Brevner grew up in a mixed heritage family rich with culture and inspiration. I...
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    The Seventh | OR Gallery
    The Seventh marks the first solo exhibition by KWÍKWI: Lauren Brevner and James Nexw’Kalus-Xwalacktun Harry. The discurs...

    「紋のIkigai道」過去の芸術シリーズはこちら→https://ayakanoikigaidou.com/category/art/

    Exhibition “The Seventh”: A collaboration by artist couple Lauren & James “KWÍKWI” ~ A masterpiece from the fusion of cross-cultural exchange, tradition, and innovation ~

    I attended the fantastic exhibition “The Seventh” last month.

    It was a collaboration titled “KWÍKWI” showcasing contemporary artist Lauren Brevner (hereafter referred to as Lauren), who is active in Vancouver, and James Nex’Kalus-Xwalacktun Harry (hereafter referred to as James), an artist from the Squamish Nation, carving in the Coast Salish style.

    ※ One of the First Nations ethnic groups is the Coast Salish. First Nations of Canada>Coast Salish> Squamish Nation

    Once in a Lifetime in Vancouver 16

    As it was the final day of the exhibition, I had the opportunity to meet the artists themselves and engage in conversation.

    Whenever I encounter beautiful art, I always feel compelled to learn more about the backgrounds, lives, and minds of the artists who created them. On this day, despite mustering up the courage to approach the two artists, my underlying shy nature got the best of me. I couldn’t even manage to give them my business card, let alone mention that im a writer, before leaving the gallery.

    However, after spending ten minutes outside in the light rain to clear my head, I realized I couldn’t let this opportunity slip away. Summoning up my courage, I returned to the gallery. Finally, I was able to introduce myself and convey my desire to write about their work. Thankfully, our relationship has continued since then, and I am grateful for the ongoing connection with them.

    The exhibition “The Seventh”

    “The Seventh” was the inaugural exhibition of Lauren and James’ collaboration titled “KWÍKWI”.

    I was captivated by the artwork of these two individuals whose styles intersected, with Lauren drawing from her Japanese and Trinidadian roots and James bringing forth new expressions from his traditional Coast Salish background.

    Their works visualize the transformative potential of sharing knowledge and insights with future generations. In preparation for the exhibition, Lauren and James spent time with elders, intellectuals, and storytellers from the Squamish community. The dialogue with these community members is palpable in their artwork, evoking a sense of “intergenerational reciprocity” between the past, present and the future.

    The art of Lauren & James that captivated me at ‘The Seventh’

    Super Natural Eye II

    Materials: Specially treated aluminum, acrylic paint, LED lights

    Size: 108×30 inches

    At the center of the venue, towering stands the black pillar titled “Super Natural Eye,” shining fiercely and beautifully, reflecting light onto the ground.

    The exterior features hand-carved patterns reminiscent of charred cedar, evoking the sensation of hot air gathering around burning charcoal, magma erupting from the ground, and subsequently, the emergence of new growth from the forest engulfed in flames.

    This artwork serves as a spiritual pillar that supports the connection between land, sea, and sky, as well as the structures that uphold and bridge these connections. It further reinforces the community through strong values.

    Watcher series

    Materials: Anodized aluminum, oil and acrylic paint on woodblock

    At the heart of the gallery where the exhibition took place, the seven “Watcher series” were on display.

    Seven Watchers gaze intently towards the center of the venue, observing the movements of visitors. For Lauren and James, the Watchers serve as intermediaries between the spiritual and material worlds.

    These portraits of ancestors, while expressing the identities of the two, also pay homage to the ancestors by being adorned with Coast Salish armor to protect their teachings. Through this armor, the Watchers are able to permeate the room while limiting entry into the veiled spiritual world.

    Conversely, the guardian Watchers represent the present, honoring the story created by the “KWÍKWI,” the community identity of Lauren and James. This artwork embodies an understanding and respect for ancestral teachings, as well as a vision for a deeper future.

    Transformers(Sna7m Sea & Sna7m Sky)

    Materials: Yellow cedar, copper leaf, oil, acrylic paint

    Displayed on either side of the 7 Watchers were two Transformers.

    The Transformers facing counterclockwise indicate the movements and flow of Squamish ceremonies, representing the natural currents of swirling air in this region of the Northern Hemisphere.

    This artwork represents a pivotal moment of flux, symbolizing the movement of land between the sea and sky. The sea represents the source of life, water, while the sky holds everything and brings connection to the spiritual world. The Transformers embody the strength of life, harmony, and the interconnected spiritual essence of all life forms.

    Why is the exhibition named “The Seventh”?

    In the spring of 2022, they were blessed with a lovely daughter. Her name is HANA-chan.

    During a conversation with James’s grandmother, they learned that their daughter’s birth marks the seventh generation since the Squamish people began encountering Europeans on their territory.

    Furthermore, according to teachings passed down through generations of the Squamish people, the number 7 holds significant connections across vast spans of time. To bring about powerful transformations from the present into the future, it is necessary to consider not only one’s own generation but also the next seven generations. Additionally, it is said that it takes seven generations for past wounds and traumas to heal.

    Reference: https://orgallery.org/exhibitions-projects/the-seventh-kwikwi-lauren-brevner-and-james-nexwkalus-xwalacktun-harry/

    Contemporary artist Lauren Brevner, who hails from the cultural backgrounds of Japan and the Republic of Trinidad and Tobago

    Lauren Brevner is an artist based in the unceded territory of the Coast Salish people in Vancouver.

    Of Japanese, Trinidadian and Tobagonian, as well as German descent, Lauren grew up in an environment where each culture and inspiration flowed and blended together.

    In 2009, she relocated to Osaka with the aim of reconnecting with her Japanese roots. There, Lauren had the opportunity to apprentice under the renowned artist Shin Nakayama. Nakayama provided her with the starting point for her journey as an artist.

    The traditions of Japanese and Trinidadian-Tobagonian cultures deeply influence her art, which focuses on women’s empowerment in society. Her work combines traditional portraiture approaches with themes of cultural identity and female expression.

    She utilizes multiple materials such as oil paint, acrylic, and resin. What makes her technique unique is the collage of traditional Japanese art and culture, featuring Chiyogami, Yuzen, and Washi papers on wooden panels, reflecting her roots. Additionally, the use of gold and silver leaf allows for an elegant reconstruction of tradition.

    Her portraits of women embody strength and femininity through a solemn silence. They encourage empowerment rather than objectification, conveying a message of sensual vitality rather than a portrayal of human sexuality.

    You can visit Lauren Breavner’s website here: https://www.laurenbrevner.com

    Squamish artist James Nex’Kalus-Xwalacktun Harry

    James Harry was born into a family of Squamish artists in Vancouver. His father, Xwalacktun, is a master carver of the Squamish Nation, from whom he learned Indigenous stories, traditional designs, and carving techniques. Growing up surrounded by Squamish culture and traditions would deeply influence his art later on.

    As he grew up, James attended Emily Carr University of Art and Design, where he obtained a Bachelor of Fine Arts degree in Visual Arts in 2014. During his time as a student, he focused on integrating traditional Coast Salish art styles with contemporary concepts and materials, experimenting with various methods including wood, metal, and glass.

    He is recognized as a leader in the emerging contemporary Coast Salish art scene, transcending traditional boundaries through his works and promoting understanding and reconciliation of cultures. His numerous artworks, as seen in the above photo, are installed in public spaces in Vancouver and neighboring cities, beloved by people.

    His unique style blends delicate carving with bold modern designs, incorporating elements of metal, light, and Coast Salish designs.

    His artistic endeavors have led to a revitalization of nearly lost traditional art styles, with James stating, “As we move into the future, our art continues to evolve and grow.”

    You can visit James Harry’s website here: https://www.jamesharry.ca

    The collaboration between Lauren and James “KWÍKWI”

    The collaboration between the two artists, Lauren and James, who have each been active as artists, began a decade ago. Initially, they were friends before becoming a couple. It all started when James visited one of Lauren’s exhibitions and proposed the idea of collaborating with her.

    Through their collaboration, Lauren and James bring together their respective cultural traditions, merging them with contemporary materials and skills to create innovative and unique works of art.

    Under the name “KWÍKWI,” they invite dialogue between different cultures, incorporating various personal, political, social, and spiritual expressions. Their works range from large-scale public art to sculptures and portraits, incorporating a diverse range of materials and aiming to connect communities.

    I am completely captivated by their works, which pay homage to tradition while using innovative materials and are born from intercultural exchanges.

    Unraveling the art and lives of artists and sharing them with people

    Experiencing art and forming a connection with the artists themselves is deeply meaningful to me. Art often reflects the very essence of an artist’s life.

    There are moments when we all feel weary of human society, moments when we become disappointed in humanity itself. But encountering beautiful art during those times reminds me that “humans are capable of creating such beautiful art and moving others,” filling me with positive feelings.

    After delving deep into the lives of artists and understanding their art, I find fulfillment in shaping that knowledge into articles as a writer. By sharing these articles with others, I hope to inspire as many people as possible to feel more optimistic. Lately, I’ve been pondering whether this could be my Ikigai, my reason for being.

    For job inquiries, please contact me here.

    For inquiries regarding jobs as a journalist, interviewer, or writer, please contact me here.

    I also accept requests for writing articles that require interviews conducted in English, and translation between Japanese and English. Interviews with people worldwide can be conducted online.

      Interviews with people worldwide can be conducted online.

      Photo provided by Lauren Brevner & James Harry

      References:

      Lauren Brevner
      James Harry
      James harry is a Vancouver born artist of squamish ancestry.
      http://www.authenticindigenous.com/artists/james-harry
      Lauren Brevner - Thinkspace Projects
      Born and raised in Vancouver, BC, Lauren Brevner grew up in a mixed heritage family rich with culture and inspiration. I...
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      The Seventh | OR Gallery
      The Seventh marks the first solo exhibition by KWÍKWI: Lauren Brevner and James Nexw’Kalus-Xwalacktun Harry. The discurs...

      “Ayaka no Ikigai Dou” Past Art Series is here: https://ayakanoikigaidou.com/category/art/

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